2015年2月7日土曜日

温泉



秋田市新屋地区にある新屋温泉
地下700メートルから湧く湯量は毎分260リットル、
41.5度の強塩泉でヨウ素イオンの含有量が
37.6ミリグラムという驚異的な濃度で、
全国の温泉のなかでもトップクラスの高数値です。
おそらく源泉掛け流しで湯温が熱いのとぬるい浴槽に分けられており
好みに応じてお湯を堪能できます。
秋田県に育った樹齢200年以上のヒバ材と今では入手困難となった天然秋田杉を
惜しげなく使った建物も大変素晴らしい物で、
ここまで贅沢な木材を使った温泉は中々ありません。



大正時代の建築で国指定有形文化財の温泉宿、樅峰苑
16.3メートルの天然杉の一枚板を張り合わせた廊下や
鹿鳴館を模して作られた階段など、
大正時代の大地震で耐震性の必要性を痛感した当主が
大工を東京に送り技術を習得させ作らせた大屋敷です。
温泉源泉掛け流しで茶褐色のナトリウム強塩酸
油層の温泉で仄かな油臭がアイラモルトのピート臭を連想させます。
日帰り入浴(600円)も可能で建物や資料館の見学(210円)のみも可能です。
お食事もいただけます。


その他天然掛け流しの温泉としては
秋田市の貝の沢温泉は秋田駅から車で20分程度)
五城目町の湯の越の宿、
北秋田市の長寿の湯もおすすめの温泉です。

秋田県は鶴の湯がやはり有名で人気ナンバー1ですが
天然掛け流しの温泉も結構あるので探してみるのもいかがでしょう?